インプラントとは?後悔しないために知るべきメリット・デメリットと治療の流れを解説

2025.09.10

インプラントは、人工歯根を入れて失った歯を補う治療法です。見た目が良く、噛む力を取り戻せるのが魅力です。そんなインプラント治療ですが、「どのようにして治療するの?」「高額になりやすいって本当?」と思う方は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、インプラントについてやそのほかの治療法との違いについて解説します。また、後悔しないために知るべきメリット・デメリットや治療の流れもあわせて紹介します。

この記事を読めば、インプラント治療について理解することができるので、「インプラントを受けてみようかな?」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

インプラントをするならALBA歯科&矯正歯科におまかせください

インプラントとは、失われた歯の代わりに人工歯根を設置する治療です。まるで自分の歯のように噛むことができ、自然に笑えるのが特徴です。インプラントを検討しているのであれば、ALBA歯科&矯正歯科にご相談ください。

当院ではなるべく患者様の体に負担がかからない治療を心がけております。インプラント手術の経験が豊富な歯科医師が担当し、手術時間をなるべく少なくすることで、治癒期間や腫れを最小限に抑えています。

「人工歯根の設置時に歯茎の切開を最小限にすることで、痛みや腫れ・出血を抑えています。オペ当日から仮歯を設置するため、歯がない状態から見た目の回復が早くでき、最短で3ヶ月ほどで柔らかいものなら噛むことができるようになります。

痛みが怖いという方には、「睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)」を用意しており、眠っている間に治療を完了させることができます。

その他、当院には、

  • 「信頼のできる」インプラントのメーカーを採用
  • CT等の精密機器で精度の高い治療
  • 専属の歯科技工士が在籍

などの特徴があり、他院でインプラント治療を断られたという方でも、高い技術で治療させていただけることがあります。インプラント治療で歯を取り戻せば、好きなものを食べ、笑顔になるのに躊躇しなくなります。

インプラント治療をしたいという方は、ぜひ一度ALBA歯科&矯正歯科にご相談ください。WEBやLINE、電話でご予約を承っております。

>>東京・新宿でインプラントをするならALBA歯科&矯正歯科

インプラントとは

インプラントは、歯を失った際に顎の骨に人工歯根を埋め、その上に人工の歯を付ける治療法です。天然歯に近い見た目と機能を取り戻せるため、入れ歯やブリッジと比較して高い審美性と耐久性が期待できます。

インプラントは骨と結合することで、強固な土台を形成します。そのため、噛み心地が良いのが特徴です。

最近では、治療技術の進歩により、より短期間で治療が完了するケースも増えています。さらに、適切なメンテナンスを行えば長期間にわたって安定した状態を維持できます。そのため、歯の健康を保ちたい方にとっては、理想的な選択肢の1つといえるでしょう。

インプラントとほかの治療方法との違い

歯を失った際の治療法には、インプラントのほかに入れ歯やブリッジなどがあります。それぞれの特徴を理解し、自分に適した治療法を選びましょう。

入れ歯との違い

入れ歯は、自由に取ったり外したりできる人工歯を装着する方法です。インプラントと比較すると手術が不要で費用も抑えられますが、噛む力が弱くなったり装着時に違和感が出たりすることがあります。また、定期的な調整が必要となり、長期間使用するにはメンテナンスが欠かせません。

一方で、インプラントは顎の骨に直接固定されるため、入れ歯のようなズレがなくしっかりと噛むことができます。食事の際に入れ歯が動くことがなく、会話中の違和感も少ないため、日常生活の快適さが向上するでしょう。

差し歯との違い

差し歯は、歯の根が残っている場合に適用される治療法で、神経のない歯に被せる人工歯です。インプラントと比較すると、手術が不要で治療に要する期間が短いのがメリットです。しかし、噛む力が弱くなることがあるため、耐久性の面でインプラントに劣ることが多いのがデメリットといえます。

差し歯は素材によって時間が経つと変色しやすいですが、インプラントはセラミックやジルコニアを使用することで、長期間美しい見た目を維持できます。

ブリッジとの違い

ブリッジは、歯がない部分の両隣の歯を削り支えにして、人工歯を装着する方法です。インプラントと比較すると治療期間が短く、手術が必要ない点がメリットに挙げられます。しかし、歯を削る必要があるため、支えとなる歯に負荷がかかる点がデメリットです。支えとなる歯が弱ってくるとブリッジの寿命も短くなる傾向があります。

一方で、インプラントは周囲の歯に影響を与えずに長持ちしやすいという特徴があります。

セラミックとの違い

セラミックは、審美性に優れた人工歯の材料で、ブリッジやインプラントの人工歯に使用されます。インプラントとセラミックは組み合わせることが可能で、天然歯に近い仕上がりを実現できるでしょう。

セラミックの人工歯は変色しにくいため、長期間美しい歯を維持したい人に適しています。また、セラミックは金属を使用しないため、アレルギーの心配がありません。自然な透明感を持つため、審美性を求める方にも適しているでしょう。

インプラントのメリット

インプラントには、ほかの治療法にはないメリットがあります。インプラントの良い点は以下の3つです。

  • ほかの歯に影響を与えずに治療できる
  • 見た目が良い
  • しっかりと噛めるようになる

それぞれ解説していきます。

ほかの歯に影響を与えずに治療できる

ブリッジや部分入れ歯では支えとなる歯に過度な負担がかかり、長期的に見ると健康な歯の損傷リスクが高まります。一方で、インプラントはブリッジのように健康な歯を削らなくて良いため、周囲への負担がなく治療することが可能です。

単独で機能するため、隣の歯への負担を最小限に抑えられるでしょう。また、インプラントは、適切な調整によって噛み合わせのバランスを保ちやすいのもメリットです。

見た目が良い

インプラントは、天然歯に近い見た目を再現できるため、審美性に優れています。セラミックやジルコニアなどの材料を使用することで、自然な白さを維持でき、ほかの歯との違和感がほとんどありません。

インプラントは部分入れ歯やブリッジのように金具や支えの歯が不要なため、見た目を気にする方にも適しています。特に、前歯の治療において、自然な仕上がりを求める方におすすめです。

しっかりと噛めるようになる

インプラントは顎の骨に埋め込むため、しっかりと固定され、天然歯と同じように噛む力を発揮できます。硬い食べ物でも問題なく噛めるため、食事の制限が少なくなるでしょう。

また、しっかり噛めるため、顎の筋肉を適切に使い顔のたるみを防ぐ効果も期待できます。インプラント治療は見た目の美しさだけでなく、機能面でも大きなメリットがあります。長い間快適に使用できる治療法として人気です。

インプラントのデメリット

メリットがある一方で、デメリットもあります。インプラントの懸念点は、以下の3つが挙げられます。

  • 治療費が高くなる
  • 治療期間が長くなりやすい
  • 適切なメンテナンスが必要になる

治療を受ける前にしっかりと理解しておくことが重要です。

治療費が高くなる

インプラントは自由診療のため、治療費が高額になりやすいのがデメリットの1つです。ブリッジや入れ歯に比べると高額なものの、見た目が良く噛む力が回復するなどの利点があります。

インプラントは1本あたり30万〜50万円程度が相場で、骨の再生や追加の治療が必要な場合はさらに費用がかかることがあるでしょう。治療費は分割払いや医療費控除の適用など、負担を軽減する方法もあります。そのため、事前にクリニックと相談して費用を確認しておくと安心です。

治療期間が長くなりやすい

インプラント治療は、ほかと比べて治療期間が長い傾向があります。手術後、インプラントが骨と結合するまでの期間が必要となり、通常3ヶ月〜6ヶ月程度かかります。さらに、骨が不足している場合は骨の再生を行う必要があり、その場合は1年以上かかることもあるでしょう。

治療の途中で細菌感染などのトラブルが発生すると、治癒までさらに時間がかかるケースもあります。そのため、計画的に治療を進めることが重要です。

適切なメンテナンスが必要になる

インプラントは虫歯の心配はないものの、インプラント周囲炎という歯周病に似た症状が出ることがあります。

周囲炎を防ぐためには、適切なメンテナンスが欠かせません。歯科医院での定期的なチェックに加えて毎日の歯磨きをし、デンタルフロスを使用したケアが必要になります。特に、喫煙をする人や糖尿病のある人は、インプラント周囲炎のリスクが高いため注意が必要です。

インプラント治療の流れ

インプラント治療は、数回のステップを経て完了します。治療は、以下の流れで行われます。

  1. カウンセリング
  2. 検査
  3. 手術、SET(仮歯)
  4. スキャン(型取り)SET(本歯)
  5. メンテナンス

それぞれのステップを理解し、計画的に治療を進めましょう。

1.カウンセリング

まず、歯科医師とのカウンセリングを行い、インプラントの適性をチェックします。口腔内の状態を確認し、治療計画を立てます。費用や治療期間、リスクについての説明を受け、不安な点があればこの段階で質問しておくと良いでしょう。

また、患者の全身の健康状態も確認されるため、持病がある場合は事前に伝えることが重要です。特に、糖尿病は手術のリスクが高くなる傾向にあるため、慎重に検討する必要があります。

2.検査

レントゲンやCTスキャンを使い、顎の骨の状態を詳しく調べます。そして、骨の厚みや密度を確認し、安全にインプラントを埋入できるかを判断します。結果によっては、骨が不足している場合に骨移植や人工骨の補填が必要になることがあるでしょう。

また、検査では噛み合わせの確認も行い、治療計画を調整します。歯並びによっては、治療計画を調整する必要があります。のちのトラブルにつながらないように、入念に検査すると安心です。

3.手術

手術では、まず顎の骨に専用のドリルを用いてインプラントを埋め込むための穴を形成します。その後、インプラント体を慎重に挿入し、安定するように固定し、3ヶ月〜6ヶ月程度インプラントと骨が結合するのを待ちます。

この際、仮歯を装着する場合もあり、見た目や咀嚼機能をある程度確保しながら治療を進めることも可能です。光学印象スキャンでは、口腔内スキャナーでスキャンし、インプラントのスキャンボディをスキャンしてデータを取得します。データを元に、人工歯の設計やシミュレーションを行い、インプラントと人工歯の調整(本歯のSET)を行います。

その後は、アバットメント取付を取り付け、人工歯を装着することで手術が終了となります。

4.メンテナンス

インプラントを長持ちさせるためには、毎日のセルフケアと定期的な歯科検診が必要です。歯ブラシに加えてデンタルフロスや歯間ブラシを使用し、清潔な状態を維持しましょう。3ヶ月〜6ヶ月ごとに歯科医院でクリーニングを受け、周囲炎の予防を徹底することが大切です。

特に、インプラント周囲炎を予防するには、歯肉の状態を良好に保つことが重要です。定期的な歯垢や歯石除去を行い、インプラントを健康な状態に保ちましょう。

インプラント治療で伴うリスク

インプラント治療には高い成功率がありますが、リスクも伴います。インプラントに伴うリスクは、以下のとおりです。

  • 感染症にかかる可能性がある
  • 腫れや痛みが出る可能性がある
  • 神経を傷付けてしまう可能性がある

それぞれ見ていきましょう。

感染症にかかる可能性がある

インプラントの手術後に細菌が侵入すると、感染症を引き起こすことがあります。特に、インプラント周囲炎は周りが炎症し、進行すると骨が溶けてしまう深刻な疾患です。適切な治療を行わないと、最悪の場合、インプラントが落ちる可能性もあります。

インプラント周囲炎は、喫煙や糖尿病などのほか、口腔内の衛生管理ができていないことが原因です。歯周炎を予防するには、デンタルフロスや歯間ブラシを使用して、日々のセルフケアを徹底することが重要です。

腫れや痛みが出る可能性がある

インプラント手術後は、顎の骨や歯茎に負担がかかるため、一時的な腫れや痛みが生じることがあります。通常は数日から2週間程度で症状が落ち着きますが、腫れが強い場合は冷やすことで軽減できます。また、医師の指示に従い痛み止めを使用することで、違和感を最小限に抑えられるでしょう。

腫れや痛みが長引く場合は、炎症が起きている可能性があります。そのため、術後の経過を確認し、適切な処置を受けることが大切です。

神経を傷付けてしまう可能性がある

下顎には神経があり、インプラントを埋め込む際に誤って神経を傷つけると、麻痺やしびれが生じることがあります。リスクを避けるために、手術前にCTスキャンを活用して神経の位置を正確に把握し、慎重に治療計画を立てることが重要です。

神経損傷のリスクは、下顎の奥歯を治療する際に特に高くなります。手術後にしびれや違和感が続く場合は、早めの診察が必要です。神経損傷を最小限に抑えるためには、経験豊富な歯科医師のもとで治療を受けることが大切です。

インプラントに関するよくある質問

インプラント治療について、よく抱かれる疑問をまとめました。それぞれ詳しく回答しているので、治療を考えている方は参考にしてみましょう。

インプラント治療はどのくらいの費用がかかりますか?

インプラント治療の費用は1本あたり30万円〜50万円が相場です。治療に必要な手術費用、人工歯の費用、診察費用などが含まれます。クリニックによって価格が異なるため、事前に見積もりを取り、総額を確認することが重要です。

また、複数本のインプラントを埋入する場合や、骨造成が必要なケースではさらに費用が高くなることがあります。分割払いやデンタルローンを利用できるクリニックもあるため、費用負担を軽減する方法を事前に確認しておくと良いでしょう。

インプラント治療は保険が適応されますか?

インプラント治療は自由診療であり、基本的には保険適用になりません。ただし、事故や先天的な疾患により歯を失った場合など、特定の条件を満たすと保険が適用されるケースもあります。そのため、美容や機能性を上げるために治療する場合は適応されません。

保険適用を受けるためには、医師の診断書や必要書類の提出が求められるため、クリニックに確認することが大切です。

インプラント治療は医療費控除も受けられますか?

インプラント治療は医療費控除を受けられるため、確定申告を行うことで一部の費用が還付される可能性があります。控除を受けるには、治療費の領収書や医療費控除に必要な書類を保管し、確定申告にデータを共有する必要があります。

医療費控除の対象となる金額は、年間の医療費が10万円(総所得が200万円未満の場合は総所得に5%をかけた金額)を超えた場合に適用され、所得によって還付額が異なります。家族の医療費も合算できるため、ほかの医療費と合わせて控除を活用するのがおすすめです。

インプラント治療がやめたほうがいいといわれる理由は何ですか?

インプラントには多くのメリットがあるものの、リスクやデメリットもあります。費用が高額であることや手術が必要なこと、治療期間が長くなることが懸念されます。

糖尿病を患っている方は炎症を起こしやすいため、リスクが高いことから注意が必要です。さらに、喫煙者は術後のケアを怠るとインプラント周囲炎を引き起こすリスクも高まります。そのため、以上の点を考慮し、インプラント以外の治療法も含めて慎重に選択することが大切です。

インプラントをするならALBA歯科&矯正歯科におまかせください

インプラントとは、失われた歯の代わりに人工歯根を設置する治療です。まるで自分の歯のように噛むことができ、自然に笑えるのが特徴です。インプラントを検討しているのであれば、ALBA歯科&矯正歯科にご相談ください。

当院ではなるべく患者様の体に負担がかからない治療を心がけております。インプラント手術の経験が豊富な歯科医師が担当し、手術時間をなるべく少なくすることで、治癒期間や腫れを最小限に抑えています。

「人工歯根の設置時に歯茎の切開を最小限にすることで、痛みや腫れ・出血を抑えています。オペ当日から仮歯を設置するため、歯がない状態から見た目の回復が早くでき、最短で3ヶ月ほどで柔らかいものなら噛むことができるようになります。

痛みが怖いという方には、「睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)」を用意しており、眠っている間に治療を完了させることができます。

その他、当院には、

  • 「信頼のできる」インプラントのメーカーを採用
  • CT等の精密機器で精度の高い治療
  • 専属の歯科技工士が在籍

などの特徴があり、他院でインプラント治療を断られたという方でも、高い技術で治療させていただけることがあります。インプラント治療で歯を取り戻せば、好きなものを食べ、笑顔になるのに躊躇しなくなります。

インプラント治療をしたいという方は、ぜひ一度ALBA歯科&矯正歯科にご相談ください。WEBやLINE、電話でご予約を承っております。

>>東京・新宿でインプラントをするならALBA歯科&矯正歯科

まとめ

この記事では、インプラントを後悔しないために知るべきメリットやデメリット、治療の流れについて解説しました。

インプラント治療は、見た目や噛む力の回復に優れた治療法ですが、手術に伴うリスクや費用の高さなどのデメリットもあります。治療を受ける際には、事前に医師と十分に相談し、自分に合った治療法を選ぶことが重要です。また、インプラントを長持ちさせるためには、術後のメンテナンスが大切です。

この記事を参考にインプラント治療を受け、定期的なメンテナンスを行い、インプラントを健康な状態で維持しましょう。

記事監修

熊木 淳雄

熊木 淳雄

ALBA歯科&矯正歯科グループ理事長・熊木淳雄。
奈川歯科大学特任教授、インディアナ大学客員教授、グアム大学特任教授として国内外で教育・臨床に尽力。高い技術力による短時間インプラント治療で高い評価を受け、数々の国際的賞を受賞。「誠実と成長を追求し、すべての人を笑顔にする」を理念に、医療を通じて世界へ貢献している。

インプラント、マウスピース矯正、小児矯正をご検討の際は、「ALBA歯科&矯正歯科」にお任せください。

米国大学教授監修の年間1,000件超の実績を誇る世界レベルのインプラント手術を提供しています。透明マウスピース矯正は目立たずお手入れも簡単。重度の歯周病にも、徹底した検査と滅菌管理で再発リスクを抑え、包括的アプローチで早期改善を目指します。

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